ヒートショックの起こらない住まいを体験

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに
地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所の マルホデザインです。

この度は、感謝祭の準備で慌ただしくしているものの、
断熱スペシャリストのココチさんのモデルルームを体験する為、いざ京都へ。

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閑静な住宅街に佇む素敵な住まいに期待を膨らませお家の中へ。

「あったかい!」

この日は風が冷たい事もありましたが、空気が気持ちいい。
お家の中へ入った瞬間癒されました。
”ヒートショックの起こらない家”とは如何なものか…?

ヒートショックとは?

最近医学業界にも使用される機会が出てきた「ヒートショック」という言葉。
建築業界では、家の中の急激な温度変化がもたらす身体への影響を言います。
一般的には部屋と部屋の温度差が7℃以上あるとヒートショックの発生率が格段に上がります。
実生活だと、リビング~浴室の間ですね。

また怖いのが、このヒートショックで亡くなられる方は交通事故死亡者数の約3倍とのデータもあり、
年間1万人以上の方が亡くなられているそうだとか。
実は私も予防として、この季節お風呂に入る際は、

『お風呂のふたを閉めない』※湯気で浴室を暖める。

『シャワーで浴室を暖める』

等、こっそりやっています。

モデルルームの中を洗面、リビング、寝室等動き回りましたが、
体感で分かるほどの温度変化を感じませんでした。
2階は吹き抜けで、さすがに寒いのでは?と思ったのですが、
全く寒くありませんでした。
むしろ、建具が一つもない!
開放的かつ快適な空間でした。

 

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なぜこんなに快適な住まいが実現できるのか?
様々ポイントが有りますが、オススメは2つ。

①第一種換気設備の導入

②住まい全体の高断熱化

まず、第一種換気とは何なのか?

第一種換気とは?

第一種換気方式とは、住まいの給気・排気共に機械で行うこと。
一般的な住まいは第三種換気方式が採用されています。
トイレやキッチンに換気せんがありますよね?
ああいった換気扇から空気を排出し、家の隙間や換気口、窓から
自然に空気を取り込むのが第三種。
その給気をも機械でコントロールするのが第一種になるのです。

ついてました、第一種換気設備

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外気を取り込む際、フィルターを通して空気を取り込むので
花粉やアレルギー物質の大半が除去されるとか。
また、外の空気を若干暖めて取り入れる為、室温も安定します。

今回は、お風呂にも入らさせて頂いたのですが、とても快適でした。
何よりも一番の驚きは、洗面所の窓が曇らない事。
空気をコントロールすることは素晴らしい。

ポイント②の高断熱化は住まいによりご提案がまちまちなので
省略させて下さい。
簡単に言うと暖かくする事。
個別で勉強会をしていますので気になる方はお声掛け下さい。

そして最後に驚いたのが、暖房費が10月単月でおよそ2,000円だった事。
長い目で見て、光熱費はもちろんのこと、温度差による生活のストレスが無いことは
是非オススメしたいと思いました。

ココチさん、有難う御座いました。

 

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