岐阜市お庭のリノベーション/なぐり加工

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所の マルホデザインです。

今回は施工中の庭リノベにて、とある部材の「なぐり加工」に挑戦しました。

なぐり加工とは?

なぐり加工と画像検索してみると、まぁ素敵なフローリングやパネル材がでてきますよね。
あの独特な凹凸は刃物で殴り削って付ける模様で、なぐり加工と呼ぶと思っていました。

しかし、なぐり加工のナグリは「名栗」なのです。

何でも、丹波の杣(そま)職人が六角の柱に施された栗材に削った柄が格好良いとされ
「名栗」となったそうだとか…
そして名栗加工とは、角材や板に「ちょうな」などで独特の削り痕を残す日本古来からの加工技術の事です。
現在ではインテリデザインに良く活用されていますが、とても良い雰囲気です。
そのなぐり加工を庭師さんとチャレンジ。

ちょうな
写真に写って道具が「ちょうな」です。
いびつな形をしていて削るのが難しい…
手首のスナップとリズム感が上手く合わない…

DSC05722
庭師さん、すごく上手かったです。
軽快なリズムと共にどんどん削り込んでいきます。
また削り跡がなめらか。

完成が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

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