住宅ストック循環支援事業の説明会に行ってきました。

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。

予てより話題になっていた(個人的に)、28年度補正予算でもあります、
『住宅ストック循環支援事業』の説明会に行って参りました。

大きなタイトルでは、「未来への投資を実現する経済対策」の
【一億総活躍社会の実現への加速】の一角であります。

難しい言葉ばかりですが、簡単に言うと、
良い既存住宅を流通、質の高いリフォームを浸透させ、
社会全体の所得と消費の底上げをしていこうというもの。

大きなスケールです。
なんせ250億もの税金が投入されていますから。

そんな説明会が鶴舞でありました。

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立派な建物。
鶴舞公園、ポケモンGOの聖地にあります。

今回の参加規模は2000人が定員。
中部地区はここだけの開催だが多いのか少ないのか…

しっかり話を聞いてこよう!
そんな意気込みで開始時間の40分前に到着。

ベストポジションを確保する為、そそくさと会場へ。

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空いてました。
写真で表現できていませんが。
最前列の一番中央をキープ。
これで眠る心配もありません。

そんなこんなで説明がスタート。

細かな補助内容は後日紹介致しますが、
結論、11月を待つべし。

制度自体のハードルは資格や事業分野毎に分かれていましたが、
詳細はHPを参照にして下さいとのこと…

これではインスペクションや優良なリフォームは広まりませんよ。
私として今回の補助制度で評価していたのが、
エコリフォームの劣化対策。

やはり、リフォームするなら快適性や設備機能の向上が多いケースですが、
建物自体が健康でなければ意味がない。

そこに補助事業が投入されることは大変良い事だと思います。
しかしながら、住宅診断(インスペクション)自体がざっくりし過ぎていて本当に大丈夫か…

ある一定の資格を取得すればインスペクターになれるのだが、
物件規模によっても労力が異なるし、簡単なものがある。
一律に料金も決めにくいものではあるが、
一律料金を決めている事業者様も。
補助金もしかり。

表面的な判断で無く、あと何年、どの様に住んでいくのか。
テキスト通り維持保全は本当に実行されるのか?

過去の補助制度より、より専門性が高まってきたので先が読みにくいですね。
補助は有難いけど、適切な判断、正しい目による、良質な既存住宅流通につながるとよいです。

そんな補助事業をレポートにまとめ中です。
後日順にアップしていきますね!

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