定例勉強会

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。

さて、毎月開催されています、ネクスト名和・マルホデザイン合同勉強会。

今回は、ノーリツから発売のハイブリット給湯器について学びました。

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眠たくなる時間帯ですが、皆頑張っています。

製品の説明の前に、今の環境を取り巻くエネルギー事情の話はよくよく耳にしますが、
改めて聞くと「何かせねば」と感じてくる。

先日の新聞紙面にも掲載された、もんじゅの廃炉の決定。
海水浴何かに行くと、ここが<もんじゅ>かぁ位しか思っていなかった学生時代が懐かしく思いますが、
エネルギーのあり方にここ最近、変化が顕著である。

一番大きな変化は電力の自由化でしょうか。
携帯会社等での販売のCM等よく見ますね。

その背景としては、国策での住宅の省エネ化の影響も大きいでしょう。
特定のエネルギーに依存しない暮らしが注目されています。

ZEH(ゼッチ)という言葉もちょくちょく出てきましたね。
ゼロ・エネルギー・ハウスの略称。
省エネルギー基準を満たしてくると、消費エネルギーが減ってきます。
その消費エネルギーと太陽光発電システム等の創エネで相殺して、
ゼロにしていこうという政策。
実に環境にやさしい発想。
2020年の新築からは、その省エネ基準を満たす住宅が義務化となってきます。

然し乍ら、2020年からどれくらいの新築が着工されていきますでしょうか?
住宅自体、供給過多になっているのに、新しいモノへの投資が過ぎるのではないでしょうか。

この省エネ化、電力の自由化を発端にじわじわと電気代が上がってきています。
現状を聞いてびっくり。

10年前、オール電化住宅に対し、Eライフプランというものをお勧めしてきました。
当時、深夜電力が日中の1/4になりますよ!というのが最大の売り文句。
エコキュートを採用する人にとってはありがたいプランでした。

しかし、現在では日中の電気代の1/3程度。
十分安いのですが、実質2割程電気代上がっています。
そして更に衝撃なのが、Eライフプランの9月末での新規受付終了。
新料金プランに変わりますが、実質値上げですよね。

新しい省エネ住宅にZEH対策がなされていれば、
今まで以上に光熱費等の心配はいりませんが、
何せ、その他大勢の居住者にとっては負担増。

最新の省エネ家電等もありますが、住宅の断熱化がしっかりしていなければ
エネルギーは逃げる一方。
私自身、現在の住まいでも必要十分ではあるのだが、
不適格の烙印を押されたようでやるせない。

住宅の断熱化。
今後とても重要だと思う。
然し乍ら施工技術がモノをいう。
10月のブログは断熱特集でいこうかと思います。

とそんな事を考えていたら全然商品の事が頭に入って来ませんでした。
商品はガスと電気のいいとこ取り!
後日案内致します。

 

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