漆喰塗り体験!座学と実践ワークショップを開催しました!

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインのスタッフ モトダです。

3/4(土)に行われた、漆喰塗りワークショップ。
施主様であるW様にご協力頂き、開催させて頂きました。

今回使用したのはスイス生まれの漆喰・カルクウォール。
壁に白、天井の一部には黒の色粉を混ぜ、グレーに仕上げます。

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このカルクウォール、100%天然素材。
実は漆喰と言っても、最近は塗りやすさやコストの面から白色塗料などの
混ざりもののある商品も多かったりするので、一概に体に良いとは言えないのです。

カルクウォール販売店であるイケダコーポレーションの秋山さんにお越しいただき、
ワークショップ前に漆喰の性能やメンテナンス方法などを紹介をしていただきました。

その後は職人さんの漆喰塗りをお手本で見せてもらいます。
職人さんの手際良い動きに参加者から「お〜」という声が。

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一通り職人さんのレクチャーを受けたら待ちに待った漆喰塗りです!
漆喰塗りは服が汚れやすいので汚れてもいい服、
もしくはエプロンや手袋などをするのがおすすめ。

カルクウォールには塗料などが一切含まれていないため、
基本的にはお湯に服をつけてふやかした後、洗濯をすれば綺麗になります。

まずはしっかりと漆喰を撹拌です。

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各々のコテ板に漆喰を盛っていきます。

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さあ、漆喰塗りの開始です!

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お子様も積極的に参加。
職人さんと一緒に壁に押し付けながら頑張って塗っています。
将来大工になりたいというお子様もおり、
この経験が少しでも糧になればこんなに嬉しいことはありません。

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細かい場所はコテ使いがとても難しいです。
漆喰を多めにコテに取り、むにゅりと押し付けるようにして隙間を埋めていきます。

壁と天井は別日にすることが多いのですが、今回は折角のワークショップということで同日に。
漆喰というと白い壁を想像しがちですが、
色粉を混ぜることで一味違った雰囲気にすることが出来ます。

W様邸は塩系インテリア(男前インテリアやインダストリアルデザインをシンプルにした感じですね)を
ベースにした木の多い内装なので、リビング天井はグレー色にし、男らしさを控えめに演出しています。

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途中、職人さんにアドバイスをもらいながら作業を進めていくのですが
皆様、想像以上に飲み込みがはやく、作業がどんどん進む!
後半になるとコツを掴んだのか、更に作業スピードがアップ!

そんな後半の一幕。
ひたすら漆喰を塗っている動画です。

途中赤色の服を着た男性が写りますが、それがマルホデザインの名和ですね。
さすがです。目立ちます。スタッフだと一目瞭然です。見習おう。

塗り残しがないかしっかり確認。
細かなところまで見落としません。

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たくさんの目で見ると、意外と塗り残しがあることに気づきます。
色がグレーなので特に目立つんですよね。

塗り残しを綺麗に仕上げ、 漆喰塗り 無事完了です!

DIYが流行りなのもあり、最近漆喰という言葉をよく聞くようになりましたが、
漆喰は知っているけど、何が良いのか分からない、塗ってみたいけどどうやって塗るの?
そんなDIY好きさんも多いと思います。
インターネットで調べるというのももちろんひとつの手段ですが、
こういったワークショップ形式で一緒に疑問を解消していくお手伝いが出来れば嬉しいですね。

施主のW様、ワークショップに参加して下さった皆様、ありがとうございました!

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