米百俵
こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。
先日、とある団体の依頼で舞台セットのお手伝いをさせて頂きました。
予算も無く、猫の手も借りたい…
何とかせねば…
と、まずは【米百俵】とは?
戊辰戦争後、敗戦側であった長岡藩の小林虎三郎が焼け野原の中、
「時勢に遅れないよう、時代の要請にこたえられる学問や芸術を教え、すぐれた人材を育成しよう」
という理想を掲げ、その実現に向けて動き出したお話。
見どころは、見舞いとして三根山藩からの見舞いである「米百俵」を皆に分け与えるのでは無く、
学校創立の資金に充てていくというところ。
まぁ武士との一悶着があるのです。
人を育てる。
そんな思いに邁進した虎三郎に感化され、セットの製作に。
食えない時代。
何が残っていたのだろう。
戦後のバラック程、素材も充実してないだろうし、と
現場で余った廃材と、解体現場から出る建具を利用する事に。
そう、猫の手も借りたい状況。
娘の手を借りました。
興味を持ってやってくれたので止まらない。
親の制止も振り払い、黙々と塗っていく。
上手い!
重ね塗り厚や、塗り残し等一度教えたらちゃんと塗れる!
ちょっぴり感動しました。
どんな舞台に仕上がるのか…
舞台の様子はまた後日。
古材の活用、廃材のあり方を考えさせられた今日この頃。
廃材取っておいてよかった。
Posted by 名和