祖父母の住まいを孫へ継ぐ/RCリノベーション
岐阜市 | A様邸 | 2024

hygge|持ち家|部分リノベーション

構造 : RC造3階建
築年数 : 47年
面積 : 208.39㎡

祖父母が住まれてお家を、若いご夫婦とお子様2人が新たに暮らす場としてリノベーションされました。
「家族が自然と集まる、心地よい家」を目指し、少し暗い印象だったお家を、明るくてあたたかい空間へと大きく生まれ変わらせました。間仕切りを減らして広がりを持たせたことで、家のどこにいても全体が見渡せる開放的なつくりになっています。

家事や生活の動きがスムーズになるよう工夫を凝らし、家事がしやすいだけでなく、お子様が帰宅してすぐ手を洗えるような導線を確保しました。広々とした空間で、家族みんながゆったりと暮らせる住まいになりました。また、ゲストルームには水回りを整え、誰が泊まりに来てもプライバシーが守れるよう配慮しています。

ご実家とは離れた住まいですが、ご両親が営む診療所とつながっているため、適度な距離感を保ちながら、毎日顔を合わせて挨拶を交わせる、心地よい関係を築けるつくりになっています。

奥様がお好きなグレーやベージュの色味をベースに、キッチンのタイルやアーチ壁、折り上げ天井、障子のデザインなど、家のいたるところにセンスとこだわりが詰まっています。
2階のそれぞれの個室は、部屋ごとに建具の色を変えて遊び心をプラス。廊下にはご主人のギターを飾り、その下には本棚を設置しました。ギターを眺めながら、お子様と一緒に絵本を読んで過ごす楽しいひとときも想像できます。

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INTERVIEW

祖父母の住まいを孫へ継ぐ/RCリノベーション

難しかったことや印象に残っていることはありますか?

全体のバランスを考えること(主に色味)。 一部屋ごとに好きなイメージはあっても、それを1つの箱にした際、まとまるのか想像する事が難しかった。もう少しパース提案があると良かったかも。 キッチンのタイル、ただいま手洗いの鏡、3Fの扉の色は採用して良かったです。

祖父母の住まいを孫へ継ぐ/RCリノベーション

どのような点にこだわってお家づくりをされましたか?

家族が居心地の良い家。 仕切りがなく、全体を見渡せるのが良い。お仏壇があったのもあり、和室が一つあると良かった。 階段が動かせなかったので、それを中心に帰宅動線、水まわりを配置しました。

祖父母の住まいを孫へ継ぐ/RCリノベーション

お気に入りの空間や場所は出来ましたか?

2階全体です。リビングが特にお気に入り。元々暗い印象だったので、明るくみえるように全体を白っぽくしました。日当たりが良くて、とても暖かいです。折り上げ天井も開放感がでて良かった。