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  • 店舗リノベーション

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岐阜市鏡島、中山道沿いにある旧診療所を、地域の人が集まる「:colon」へ。先行して開いた食堂や、子どもたちの学びの場を起点に、相談、ものづくり、暮らしへと用途を広げていく計画です。街に親しまれてきた場所に、次の役割を重ねています。

建物のデータ

DATA

所在地

岐阜県岐阜市鏡島西2丁目7-17

物件種別

築年数

工事種別

フルスケルトンリノベーション

竣工

2025

課題と解決

PROBLEM

ご相談時の課題

親しまれた場所に、集まる理由を重ねる

01

旧診療所を活かし、街との関係を次へつなぐ。

02

食事や学びを通じて、異なる世代が訪れるきっかけをつくる。

03

相談・創作・居住へ、建物の使い道を段階的に広げる。

GALLERY

写真

STORY 01|街に親しまれた場所を、引き継ぐ

中山道沿いで、長く地域の人々を迎えてきた診療所。その建物を、再び人が集まる場所として使っていくのが、:colonの計画です。

診療所としての役割を終えたあとも、この場所を知る人たちの記憶は街に残ります。食堂や地域活動の場として開くことで、これまで通っていた人にも、初めて訪れる人にも、新しい接点をつくっていきます。

STORY 02|食堂から、日々のつながりをつくる

2026年4月、1階に「岐阜 街仲食堂 by ジーバーFOOD」が先行オープンしました。地域のシニアが料理のつくり手となり、おむすびや豚汁などの食事を提供しています。

事業を担うネクスト名和に、ジーバーが運営や人材育成の面で協力。食べに来る人と、働く人が出会う日々の積み重ねから、世代を越えて関われる場所を目指しています。

STORY 03|地域の経験を、子どもたちの学びへ

2026年の夏には、子どもたちが学びや体験に出会う「寺子屋」が開かれました。地域で働く大人たちが先生となり、それぞれの仕事や得意なことを伝える取り組みです。

林業や建築に関わる人たちによるワークショップも、そのひとつ。食事に訪れる場所に、学ぶために訪れる理由が加わりました。建物を使う活動が増えることで、関わる人の輪も少しずつ広がっています。

STORY 04|使いながら、次の役割を育てる

食堂が動き始めたあとも、旧診療所側と上階の改修は段階的に進められています。今後は1階に、住まいや空き家について相談できる「空き家診療所」を、2・3階にはアトリエレンタルと居住のための空間を計画しています。

食べる、学ぶ、相談する、つくる、暮らす。それぞれの活動が同じ建物に重なり、日常のなかで人が関わり続けられる場所へ。:colonは、使い道を広げながら街との関係を育てていく取り組みです。

STORY

本文|リッチテキスト

「建て替えるしかない」と言われて来られたご相談でした。図面は残っていませんでしたが、実測して図面を起こし、基礎と構造の状態を確かめたところ、使える建物であることが分かりました。

01

建て替えを止めた理由

最初にしたのは、建物を測ることでした。図面が残っていない住宅では珍しくないことで、実測から図面を起こすところが仕事の入口になります。基礎に大きなひび割れはなく、木部の腐朽も限定的。柱と梁はそのまま使える状態でした。

​

建て替えれば、いま建っているものを解体して処分する費用が先に出ていきます。使えるものを使えば、その分を断熱や間取りに回せます。判断を分けたのは、この一点でした。

改修後のリビング。既存の梁を見せたまま仕上げている。 / Photo: dummy

実測で確かめたこと

  • 01

    基礎の状態(ひび割れ・沈下の有無)と床下の湿気

  • 02

    柱・梁・筋交いの位置と、抜いてよい壁の判別

  • 03

    断熱材の有無と、開口部の性能

  • 04

    給排水と電気設備の更新が必要な範囲

「直せない家」は、思っているほど多くありません。

測って確かめないまま、あきらめている家のほうが多いのです。

MARUHO DESIGN / 一級建築士

02

断熱に予算を寄せる

見た目を新しくすることよりも、冬の寒さを解消することを優先しました。壁と天井に断熱材を充填し、開口部を樹脂サッシの複層ガラスに交換。床下からの冷気を止めるところまでを一続きの工事として計画しています。

断熱の仕様(この事例の場合)

  • 外壁

    高性能グラスウール 105mm 充填

  • 天井

    ブローイング 200mm

  • 床

    押出法ポリスチレンフォーム 65mm

  • 開口部

    樹脂サッシ+Low-E複層ガラス(全面交換)

左:断熱改修後のLDK。/ 右:既存の梁を見せたダイニング。/ Photo: dummy

03

二世帯の距離をつくる

同居で難しいのは、面積よりも距離のとり方です。水まわりを二か所に分け、玄関は共用のまま、生活時間の違う部分だけを離しました。将来どちらかが使わなくなったときに、貸せる形に戻せる区切り方にしています。

注記

掲載している費用と工期は2025年時点の概算です。同じ仕様でも、建物の状態や地域の施工条件によって変動します。実際のご相談では、現況調査のうえで費用の幅をお出しします。

04

費用と工期のまとめ

内訳(概算)

  • 解体・仮設

    —

  • 構造補強・耐震

    —

  • 断熱・開口部

    —

  • 内装・造作

    —

  • 設備(給排水・電気)

    —

  • 設計・監理

    —

※ 金額はダミーのため非表示にしています。公開時に実額または「〇〇万円台」の表記に置き換えてください。

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