【賃貸物件でDIY】現状復旧可能なキッチンカウンターとは?
こんにちは、カキモトです。
今回は、賃貸物件でできる現状復旧可能なカウンターキッチン作業台の作り方を紹介いたします。
賃貸物件を探すとき、こだわりたいポイントってありますよね。
トイレとお風呂は別がいい 2LDKがいい 広いベランダが欲しい など。
2人暮らしである私たちにとってこだわりたいポイントというのは、カウンターキッチンがいい!でした。
でも、そのカウンターキッチン、一人が料理をして一人が運ぶという家事分担はできるのですが、
2人で同時にキッチンに立って作業をしたいときは狭すぎてイライラストレス!(特に朝のお弁当作りが不機嫌に!)
お菓子作りがしたくても作業スペースが狭すぎて、広々できない!
これが悩みでした。
作業台が欲しいと思ってネットで既製品を探していても、寸法が合わなかったりデザインが気に入らなかったり…
ならこの既存のカウンターを生かして広めの作業台をDIYで延長すればいいのでは!と!
既存のカウンターはこんな感じ。
ごく普通のカウンターキッチン。
このカウンター下のスペースももったいないので収納棚にしたいと思います。
賃貸物件でできる現状復旧可能なカウンターキッチン作業台の作り方
手順は下記の通り。
①ホームセンター、100円ショップで材料集め
②使い勝手の良い収納棚作り
③作業性の良い天板作り
④既存のカウンターに造作収納を設置接着する
①ホームセンター、100円ショップで材料集め
今回購入したものは、
ホームセンター
・ラワンラバー材 18mm×2枚
・合板 10mm×1枚
・ベニヤ 1枚
・額縁 2.73m×2本
・タイル 9枚セット×8
・目地材 5袋
・タイル接着剤 2袋
・やすり 320.180.240 各1枚
・タイル目地用ヘラ2本
・ウレタン塗料 1缶
・塗装用ヘラ 2本
・ウエス 1袋
・3M両面テープ 1巻
100円ショップ
・ブルーシート 2枚
・おもちゃのクランプ 6個
・ビニール袋45L 1個
・ビニール手袋 1箱
・滑り止めシート 4枚入り1袋
木材をカットしてもらうときは、なるべくロスがないように図示してお願いをします。
この時の寸法は、板の厚みを考慮してミスのないように確認するのがポイントです。
カットしてもらった木材
②使い勝手の良い収納棚作り
最終的な中身の配置や中に入れるボックスの大きさから、
1段あたりの棚の大きさを決めていきます。
今回は、左側に炊飯器やお酒の瓶を入れるつもりなので、
炊飯器の蓋や瓶が当たらないように高さは高めで。
右側は、無印良品のラタンボックスやファイルボックスの寸法を参考に棚の高さを決定しました。
インパクトを使ってバシバシ組み立てていきましょう。
さて、組み立てた棚を置いてみたらこんな感じ
奥に物が落ちる可能性があるので、背板を貼りたいところです。
背板(ベニヤ)を貼って、やすりがけです。
やすりをかける目的は、
①とげが刺さりまくるので、安全に作業を進めるため 仕上がった後に安心して使用できるようにするため
②塗装の時、きれいに塗料を乗せるため
③塗料を塗った後に、はけ後をなくすため
また、その時の作業のポイントは、角の面取りをすること。角を落とすことです。
角にやすりをかければ当たっても痛くなくなります。
さて次は塗装。
今回は、キッチン用収納ということもあり水が跳ねる可能性があるので、
水に強い 外部用ウレタン塗料 にしました。
はけを使って1回塗装→ウエスを使ってすり込む→やすりがけ
これを2回繰り返します。
やすりをかけるときのポイントは、数字の小さい粗めのものからかけていくことです。
その後、数字を大きくしていくとよりきめ細かい表面にすることができます。
③作業性の良い天板作り
キッチンの作業台はどんなものがいいだろうと考えていてたどり着いた答えは、タイル!
タイルをキッチンに使う良さは、
①傷がつきにくい
②お手入れが簡単。油や調味料が水拭きでさっと取れる
③水や熱に強い
キッチンにタイルはモッテコイなのです。
しかし、そこで注意すべきなのは目地の色。
以前住んでいた住宅が白いタイルに白い目地だったのですが、
コーヒーを溢したときに目地に染み込んでしまったので、今回はダークグレーの目地に決定。
さて、天板作りです。
天板は、既存のカウンターに合わせて切り欠いたものを組み合わせます。
そこに、コーナー状の木材で囲い、ボンドで接着します。
ここで登場するのが、100円ショップで購入したおもちゃのクランプ。
合板が沿って額縁がなかなかきれいにはまらなかったものを、
強制的に挟んで接着できました。
その天板に墨出しをし、タイルの配置を決定します。
タイルを接着し、目地材を塗ったら、天板の完成です!
タイル貼り編はこちらから
→【DIY】賃貸物件で現状復旧可能なカウンター作り〜タイル貼り編〜
④既存のカウンターに造作収納を設置接着する
さて、天板と店が出来上がったら、それらを既存のカウンターにくっつけるわけですが、、
ここは賃貸。現状復帰が可能となるよう、養生テープを貼っていきます。
養生テープは剥がすことを前提に作られているので、剥がした跡が残らないように作られています。
また、剥がし忘れを防ぐために目立つ色をしています。
その上には、超強力な3Mの両面テープを接着!
点状に貼り付けると、線状に貼るよりも接着性が強く、ずれにくくなります。
上に貼り付けて、目地を入れたら完成!
タイルの貼り方と目地の詰め方については、こちらから
→【DIY】賃貸物件で現状復旧可能なカウンター作り〜タイル貼り編〜
Posted by カキモト