大垣市マンションリノベーション|解体編
只今大垣市にてマンションリノベーションが絶賛進行中。
本日は解体の様子をお届けします。
このマンションリノベーション、買取再販の事業者様寄りのご依頼にてプロジェクトがスタート。
共にリノベーションの質を高めて行こうという想いからコラボレ―ションが実現。
本当に嬉しい事です。
今回のポイントは“断熱リノベーション”
解体時にチェックしておくべきポイントもお伝えします。
因みに解体の比較もコラム記事を書きましたのでご参照下さい。
解体時にみる設計検討の3つのポイント
マンションリノベーションは至ってシンプル。
構造躯体が鉄筋コンクリート造。
壁の位置が決まってますので検討もし易い。
工事前にしっかりと図面を読み込み、事前検討をするものの、
やはり解体時にもしっかりチェック。
その内容は、
- 給排水配管
- 電気配線関係
- 断熱材の施工の様子
上記3つのポイントをピックアップしてご紹介。
給排水配管
図面にはPS(パイプシャフト)の位置が記載されていたり、
現況で床の高さが異なる事で、大凡の配管の位置を把握。
然し乍ら、フルスケルトンにしてリノベーションする場合、
往々にしてキッチン、水廻りの位置が変更する事も。
そこで注意したいのが配管の勾配。
解体時はこんな様子。
従来の配管の立上りがありますが、これを根元から改善。
特に排水管は距離が長くなると勾配が緩くなり、詰まりの原因になってしまいます。
電気配線関係
電気配線関係も要注意。
原則、セキュリティ関係や、インターフォン等は動かせないケースも。
予備の線がどこまで伸びるのか、分電盤は移動出来るのか。
細かなチェックをしていきます。
また、エアコンや換気扇の配管ルーともしっかりチェック。
クーラースリーブという外壁貫通部は追加出来ない為、
既存の配管を利用しルートが確保出来るかチェック。
思いもよらない位置に配管が来てしまうケースもあるので要注意。
断熱材
断熱リノベーションでは欠かせないポイント。
竣工図等にも記載されていますが、断熱材施工状況、種類による性能もまちまち。
断熱リノベーションの多くは乾式工法と言うものを採用するケースが大半。
吹付系の断熱が施工してあると、追加で断熱材を充填する事が困難なケースも。
今回は断熱をやり替える程の拘り。
既存の断熱材をめくります。
これでも新規で入れる断熱材の厚み、性能値からしたら、
3~4倍は性能向上する予定。
楽しみですね。
そんなリノベーションの様子も続々お届け。
過去のマンションリノベーションもご参照下さいませ。
Posted by 名和