古民家 リノベセミナーin大垣
こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所の マルホデザインです。
この度は大垣中日文化センターにて【古民家を訪ねて】第2回目のセミナーを開催致しました。
先回に引き続き、私からは事例の紹介をさせて頂きました。
古民家改修、住宅診断の魅力を少しでも伝えれれば幸いです。
後半は皆様の質疑応答の時間に。
皆様各々のお悩みをお持ちで、ざっくばらんにお話しして頂きました。
あるお方が、
「築100年の古民家の耐震補強が、老体に鞭を打っているようで居た堪れない。」
とのお言葉があり、色々考えさせられました。
現在、行政で行う耐震診断は一般耐震診断法と言われるもので、
基本、壁の量を増やし、金物で接合部を固め、動かなくするというもの。
勿論、地震の際、家屋の崩壊を避け命を守る有効な方法。
しかし、古民家 ともなると様々な耐震の考え方があります。
そりゃ白川郷の合掌造りや数百年前の建物もあるので色々考えられてますよね。
一概に固めるのが良いわけでもない。
設計する者として、広い視野でクライアントと向き合わないといけないなと
感じました。
Posted by maruho