住宅の取得・改修に関する支援制度等説明会(岐阜会場)に参加してきました。

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所の マルホデザインです。

さて今回は、国土交通省主催、来年度の住宅取得に係る支援制度の説明会に参加してきました。

頂いた資料はコレ。

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平成28年1月18日版と出来立ての資料です。

未確定事項もある為、オープンに出来ませんが、
『中古住宅・リフォーム施策』にかなり力が入っている気がしました。

かなりマニアックな話ですが、
住生活基本計画(H23.3.15閣議決定)の一部で、

【「住宅を作って壊す」社会から、「いいものを作って、きちんと手入れして、長く大切に使う」社会へと移行することが重要である。】

と記されています。
いいものがストックされ、メンテナンスの需要が増しているのも肌身で感じます。

では平成28年度にはどんな支援制度があるのか。
今回は触りだけですがご紹介致します。

平成28年度住宅の取得・改修に関する支援制度(仮)

 1.ストック重視の住宅政策
(中古住宅流通・リフォーム市場の活性化について)

 2.地域の木造住宅生産体制の強化

 3.出生率向上に資する住生活の実現
(三世代同居の推進)

 4.消費税関係(消費税率引き上げへの対応)

が主な内容です。

リノベーションを推進致します私と致しましては、

・ストック重視の住宅政策
・出生率向上に資する住生活の実現

が今回の目玉政策ではないでしょうか。
もう少し掘り下げてご紹介しましょう。

1.ストック重視の住宅政策

ストック重視の住宅政策の中で特筆すべきはやはり、
【長期優良住宅化リフォーム推進事業】です。

平成25年からスタートし来年度で3回目。
制度自体もブラッシュアップされ、比較的受けやすくなったのではないでしょうか。
国としても広めたいが故、事業者に対しても支援があります。

費用としては質の向上経費の凡そ1/3。
改修される方にとってはかなり大きな補填となるでしょう。

また、必須項目となりますインスペクション(住宅診断費)も補填がある為、
私としては嬉しい限りです。

良いモノをストックする為に、維持保全計画を作成し、
定期的なインスペクションを行なう事を求めている為、重要になってきています。

中古住宅や、先代が建てた家を相続される方が安心して長く住まう為には大きな補助でしょう。

2.出生率向上に資する住生活の実現

まず、制度自体何なのか…と疑問に思いますが、
要は3世代同居を推進しているそうです。

これから同居を検討されている方。
同居をしていて、水廻りを増設したい方。

には大変補助の受けやすい政策になりそうです。

こちらに関しましても改修工事に要する費用の凡そ1/3が補助されます。
検討されている方は、4月~の国策の様子を伺ってから契約や着工をされるのが良いでしょう。

以上、今回の説明会で気になりました政策をご紹介させて頂きました。
3月末より、より具体的な話が可能かと思いますので、
随時ブログでご紹介出来ればと思います。

先行してお知りになりたい方は是非お気軽にお問合せ下さい。 

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