RC(鉄筋コンクリート)造 住宅診断 (インスペクション)

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。

さて、今回はRC造のインスペクション。
最近、RC(鉄筋コンクリート)造のご相談が多く頂きます。
大変有難い事。

また、先進的な不動産事業者様も住宅診断(インスペクション)の重要性や、
購入者にとって何が大切かを考え、サービスとして導入している所も。
今回は名古屋市中区に御座います、株式会社リアルさんからのご依頼で
検査させて頂きます。

自社で管理のみならず、第三者の検査が入る事、
自分の物でないからこそ安心材料になりますよね。

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築年数の割りにはキレイな住まい。
コンクリートの状態も良さそう。
(表面だけではわかりませんが… 詳細調査では中性化試験などもします。)

コンクリート打ちっ放しの仕上げは一時期流行りましたね。
仕上材が無い分、誤魔化しが聞きません。
内装もしかり。
検査がし易い。且つ、精度の高い検査もできます。

その一部をご紹介。
検査でやはりあると助かるのは電気と水。
設備の動作確認等、生活し出してからでないと分からない事を事前に確かめます。
今回は排水の状況確認。

水廻り(キッチン・お風呂・洗面)等、一杯に水を溜め、一気に流します。
配管に異常があると滞留や逆流が起こります。
多くは、屋外の溜マス等の清掃不良や、配管の詰まり(ヘドロ)等が原因。
事前にチェックしておきたいですよね。

解消方法としては、薬剤処理か配管のやり替え。
最近、長期優良化リフォームにも維持管理性能として挙げられる程。
配管の清掃性や可視化出来る様にするのはとても大切な事ですね。

しかし、配管のやりかえはコストが係るもの。
なかなか手が加えれないのですが、上手く、賢くメンテしたいものですね。
※参照 長期優良化リフォーム
 今年度の申請は12月16日迄 お早めに!

その他、私共の設備部隊で対処するのは高圧洗浄。
汚水の最終桝から宅内へ逆流方向へ配管に圧をかけ汚れをそぎ落として行きます。
イメージとしては血管をサラサラにする感じでしょうか。

原因と対処をしっかり。
アフターメンテナンス。
アフターのみならず、継続した現状把握、維持管理。
とても大切だと感じます。

そんなこんなで凡そ2時間程度の検査も終了。
お住まいになられる方がどんな方なのか。
お会いする事は無いでしょうが、楽しみです。

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