新築マンションでもホーム インスペクションって必要?

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。

前回のコラムではホームインスペクションのベストタイミングについてお話しさせていただきました。

>>>ホームインスペクションはどのタイミングが一番ベスト?


今さら聞けない!住宅診断(ホームインスペクション)とは
マンションのホームインスペクションはどうなる?
新築にも対応!ホームインスペクション(住宅診断)

ここ最近のコラムでは、住宅のホームインスペクションに焦点をあてた題材についてご紹介させていただきました。

ホームインスペクションは、新築や中古住宅のみが対象というわけではなく、マンションなどの建築物でもインスペクションの利用は可能です。

住宅とは違い、マンションはきちんと修繕されて管理されているイメージがあることから、インスペクションの利用は必要ないと思われる方が多いのではないでしょうか。

そのため、今回はマンションのインスペクション、特に新築マンションのインスペクションの必要性についてお話させていただきます。

マンションのインスペクション

マンションにおけるインスペクションでは、専有部分だけではなく共有部分も検査の対象になります。

専有部分とは、マンション内のコンクリートで区画された内側の住戸部分のことを指します。

共有部分とは、マンションのエントランスからエレベーター、階段やゴミ置き場などの屋外にある部分のことを指します。

インスペクションは、床や壁の傾きをレーザーで計測するのが基本ですが、マンションで著しい傾斜があった場合大きなトラブルになってしまいます。

そのため、マンションのインスペクションで重点的に見られるのはキズ・汚れ、扉の開閉、設備の点検などです。

そもそもマンションには、管理会社や管理組合が存在します。そのため、共有部分の検査では、管理会社や管理組合に承諾を得る必要があります。

ンを実施する場合は、できるだけ早く実施することをオススメします。

新築マンションでもインスペクションを

冒頭で話したように、マンションはきちんと管理されていることや、鉄筋コンクリート造が主流のマンションには欠陥が少ないイメージがあることから、インスペクションの必要性はほとんどないのではと考える方は多いのではないでしょうか。

新築マンションは、施工が終わった後に部屋のでき具合をチェックできる「内覧会」があります。

内覧会が終わった後に、修繕箇所を確認して書面に署名・捺印をする機会があります。施工者はマンションの引き渡し後に発見されたキズは、施工中についたものなのか入居者がつけたものなのか明確にしたいため、署名捺印を行います。

そのため、内覧会で気がつかなかったキズや欠陥があった際に、後で申し出ても無償で修繕してくれない恐れがあります。

自分がつけていないキズを自分の費用で直したり、キズや欠陥が残ったまま生活をすることになりかねないため、後で後悔しないためにもインスペクションを利用することで不安感を払拭することができます。

マルホデザインでは、リノベーションやインスペクションに関するご相談などを
承っております。

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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