将来の売却を見据えた リノベーションのポイントとは…?

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。

前回のコラムでは、建物の資産価値を決める4つの要素についてお話させていただきました。

>>>建物の資産価値を決める重要要素をご紹介!

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リノベーションにより建物の資産価値は下がりにくくなります。

資産価値を決める要素は、①建物の立地 ②建物の築年数 ③建物の管理状態 ④建物の間取りや内装の大きく4つの項目があります。

これらの項目を踏まえた上で、今回は将来の建物売却と資産価値を考えたリノベーションの4ポイントについてご紹介させていただきます。

リノベーションのポイント

アメリカでは建物を資産の1つとして考えているので、将来売却を見据えている方は多いです。

将来的な売却を考えてリノベーションを行う際は、以下の4つのポイントを押さえることをおすすめします。

1.間取り
間取りは様々なライフスタイルにマッチするようなものにするのが良いです。

年齢や家族構成にとらわれない間取りはニーズが高まります。反対に個性的な間取りでは、住みたいと思う方が減ってしまう恐れがあります。

ニーズが高まりやすい例として、誰もが暮らしやすいように考えられたユニバーサルデザインは、やさしい住まいとして好まれます。

2.建材
建材とは、壁紙や屋根、床材など建築材料のことを指します。

これらは経年により劣化していきますが、壁紙を塗り壁にすると良い状態を長く保つことができます。また、無垢材を使用した床にすると、経年により色が変化して、新築物件では得られない味わいを感じられるようになります。

これらの工夫は売却する際のセールスポイントにできる可能性があります。

 

3.日当たり・風通し
日当たりや風通しは、立地の影響が大きいとされていますが、条件によっては、リノベーションで大きく間取りを変更することが可能です。

元々個室が並んでいた部分の各壁を撤去して、広々としたリビング・ダイニング・キッチンにすることで、日当たりや風通しを改善した事例があります。

日当たりや風通しが良いことで湿気とカビ対策ができ、物件をよい状態で保ちやすく、資産価値の維持につながります。

4.建物設備
広々としたキッチンや浴室、防犯性を高めたモニター付きインターホン、体の不自由な方にとって使いやすい手すりなど実用性の高い設備を取り入れることもポイントです。

以上の4つのポイントを抑えて、誰もが「住みやすそう」「住みたい!」と思えるような建物のニーズを高めるリノベーションを行うことで、将来売却する際にセールスポイントとして強くアピールできるようになります。

マルホデザインでは、リノベーションやインスペクションに関するご相談などを承っております。

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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