過去の空気が生きる場所、明治村。

岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに、地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザイン・スタッフMです。

皆様はお正月休みに入られたでしょうか?
私はラストスパート!ということで今このブログを書いています。

例年よりも暖かい冬なので、出不精の私もここぞとばかりに今年は出かけています。
先日は友人と明治村に行ってきました。
地元が明治村の近くということもあり、小さな頃からよく遊びに行った場所です。

明治村で人気なのは何と言っても明治村の顔であるフランク・ロイド・ライト氏の帝国ホテルの玄関。
ですが、今回真っ先に向かったのは聖ヨハネ教会堂!
こちです。
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明治40年に京都に建てられた建物が明治村に移築されています。
1階はレンガ、2階は木造、屋根は軽い金属板。
地震の多い日本の土地柄を考慮してこのようなつくりになったのでは、と言われているそうです。

村内の食事処を除いたら、子供に人気があるのは間違いなくここではないかと思います。
それはなぜかと言うと、1階が子供の遊び場、2階が教会となっているからです。

1階には子供用のテーブルが並べられ、本や積み木などの遊び道具が。
その横にはカーペットで作られたすべり台が壁一面につくられています。
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写真には写っていないのですが、
ここのカーペットのすべり台は私が小さかった頃から設置されているもので大変年季が入っています。

自分たちの他に人もいないし、久しぶりに来たのだからとすべり台を滑ろうと思ったのですが、
階段を使わないですべり台をのぼろうとしたものだからバチが当たったんでしょうね。

靴下がつるっと滑って転倒。
いい大人が見事に顔面からすっ転びました。
友人に笑いを提供出来たから結果オーライですかね…
(恥ずかしかったので強引にポジティブシンキング)

そして2階は建物名前にある通り教会部分です。
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アーチ型の大きな窓からは光が入り、曇りの日でもとても明るいです。
木造ということもあり、日本らしさがどこか漂う落ち着きのある空間で大好きです。

設計はアメリカ人のジェームズ・ガーディナー氏。
立教大学校第3代校長だそうです。
立教大学校校舎はこの方の設計とのことです。

知らなかったー!と思いながらも強打した顔面のほうが心配なスタッフMでした。

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