【三重県指定史跡】大日堂境内の五百羅漢(ごひゃくらかん)
こんにちは、モトダです。
クリスマスも終わり、世間は一気に正月ムードになりましたね。
この変わり身の早さ、毎年面白いなあと思っています。
前回は【雲海チャレンジ】びわ湖テラスは絶景を楽しむ場所という
ブログを書きましたが、今回は個性的なスポットをご紹介。
場所は三重県三重郡菰野町。
超絶マイナースポットですが、見た時の衝撃が凄かったので紹介せずにはいられません。
まずはそちらのお写真を。
ドン。
こちら、大日堂境内にある五百羅漢(ごひゃくらかん)。
通称、竹成五百羅漢というそうです。
五百羅漢(ごひゃくらかん)とは、仏教で供養尊敬を受けるに値する500人の人々で、
第1回、第4回の仏典編集会議に集った人々がそれぞれ500人であったことから両会議の参加者を指します。
@ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より
設置してあった説明の看板によると、この地域出身の和尚様が嘉永五年(1852年)に初願したのが始まりとのこと。
和尚様は途中で入滅されてしまうのですが、意志を受け継いだ村の人々が約15年の歳月をかけて完成させたそうです。
こちらにある五百羅漢は高さ7メートルの小高い山に約469体の石仏が遺されています。
本来はこれよりたくさんの石仏があったそうですが、明治の廃仏毀釈により一部が損なわれてしまったようです。
素人目には判断しづらいのですが、この中には頂上の大日如来をはじめ、
菩薩様、地蔵尊、閻魔大王、七福神、猿田彦大神など、神と仏が混在しているそうで。
これは庶民信仰を見事に表しているものなんだそうです。
明るい時間帯でもなかなかなインパクトなので
夜に見たらその夜は眠れなくなりそうだなあと思いました。
▽今回訪れたのはこちら
Posted by モトダ