【すみだ北斎美術館】最先端技術で復元図された超大作

年が明け、2021年。あっという間にお正月が過ぎちゃったなあなんて話をしている間に
春がくるんだろうな〜と濁流のように流れていく日々を振り返っています。
こんにちは、モトダです。

今日のブログは以前訪れた場所のご紹介。
場所は東京都墨田区。
葛飾北斎とゆかりのある地に建てられたすみだ北斎美術館です。
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館の外観

以前、NHKの特番で葛飾北斎作の「須佐之男命厄神(すさのおのみことやくじん)退治之図」という作品が
現代の技術を持って復元されたというドキュメンタリーをやっていて
どうしても自分の目で見たくなり、訪れました。

まず復元された作品がこちら。
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館の復元図

写真OKなのが嬉しい。

こちらの絵、スサノオノミコトが疫神を退治して
今後病や凶事を起こさないように証文をとっている場面だそうですが…。
このご時世を考えると証文の効力……。

説明によると、葛飾北斎が晩年に制作したW2076mm×H1026mmと大きな絵馬で
東京都墨田区の神社に奉納されていたもののようです。
残念なことにこちらの絵馬、関東大震災で消失してしまっていたとのことでした。

今回その作品を復元するために明治発刊の本に掲載されていたモノクロ写真を元に
最新の技術を使って制作当時の色彩と状態を推定復元されたそうです。
 
 
美術館内部はあまり撮っていませんが…
今は魅せ方が色々あるんだなあと思いました。

展示室の奥にはモニターが設置してあり、ちょっとした体験ゾーンが。
北斎の書いた動物や人物、柄などがデータ化されていて、遊ぶことが出来るようになっています。
こちらは着物デザインが出来るゾーン。
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館で遊ぶ

今回、建物については予備知識なしで訪れたのですが、妹島和世さん設計の美術館だそうです。
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館のアプローチ

エントランスから展示室に向かう際、なんとなく21世紀美術館っぽいなあと
思っていたのですが、その感覚はあながち間違っていなかったようで。
なんとなく嬉しい。
東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館の外観2

そしてトイレの中はモザイクタイル貼りで圧巻でした。
コロナで大変な時期なので、早く収束してまた訪れたい場所です。

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