突板と挽板のリノベーションへの優れた貢献をご紹介!
こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。
前回のコラムでは、部分リノベーションについてお話させていただきました。
・今さら聞けない!住宅診断(ホームインスペクション)とは
・リノベーション市場の現状や今後はどうなる?
・中古物件のポテンシャルを最大限に活かすスケルトンリノベーションの魅力!
マルホデザインでは、岐阜市鏡島から住宅診断(ホームインスペクション)のほか、リノベーションでお客様のライフスタイルに合わせた空間づくりを形にしています。
近年利用需要が高まっているリノベーションにおいて、重要な素材を皆様はご存知でしょうか。
内装や家具、建具などの素材として主に利用されるものが、突板(つきいた)や挽板(ひきいた)と呼ばれているものです。
これらの素材をどのように活用するかによって、リノベーション後の完成形は大きく変わってきます。
今回のコラムでは、リノベーションと突板と挽板の関係性についてご紹介させていただきます。
突板と挽板とは
突板と挽板は、リノベーションにおいて木材の美しさや質感を引き立たせるために使用される素材です。
以下でそれぞれの意味と関係性について説明します。
1.突板(つきいた)
突板は、薄く削られた木の板で、主に家具や建具、内装材料などに使われます。
木材の表面に張り付けることで、木目や色合いを美しく再現することができます。
突板は木の種類や柄、厚さなど様々なバリエーションがあり、デザインやスタイルに合わせて選べます。リノベーションにおいては、既存の建物や家具に突板を貼ることで、新たな雰囲気やデザインを取り入れることができます。
2.挽板(ひきいた)
挽板は、木材を薄く削り出したもので、主に建具や内装材料に使われます。
応用が利き、木材の厚さを均一にすることで、柔軟な加工や曲線的な形状への対応が可能となります。
また、挽板には木目や木の質感が美しく表現されており、自然な風合いを持っています。
リノベーションにおいては、挽板を使用して建具や壁材、天井材などにアクセントを加えることができます。
これらのことから、突板と挽板は、リノベーションにおいて木の素材の魅力を生かすための重要な要素であることが分かりました。
突板と挽板を用いたリノベーションを実施することで、既存の建物や家具に新たな風合いや魅力を与えることができます。
また、木材の自然な風合いや温かみは、心地よい居住空間を作り出すことに貢献します。
突板と挽板の注意点
岐阜県全域でリノベーションサービスを展開しているマルホデザインでも、突板と挽板を用いたリノベーションの提供を行っております。
突板と挽板は環境にも配慮した素材です。
木材は再生可能な資源であり、森林の持続可能な管理と利用が行われています。
そのため、突板や挽板を使用することで、環境への負荷を軽減することができます。
岐阜県は自然豊かな特徴があるので、岐阜県の木材を使用した、より魅力的なリノベーションを形に残すことができます。
したがって、突板と挽板を使用することには、デザインの幅広さや耐久性、環境への配慮など、多くの利点がありますが注意点もあります。
突板や挽板は天然木材であるため、湿度や温度の変化によって収縮や膨張が起こることがあります。特に、水回りや高湿度の場所への使用には注意が必要です。
この場合は、十分な調湿対策や適切なメンテナンスを行うことで、素材の変化を最小限に抑えることができます。
最後に、突板や挽板は自然素材であるため、経年変化や風合いの変化があります。時間とともに木材が呼吸し、色や質感が変化することもあります。これは木材の魅力の一つでもありますが、好みや予期しない変化に対する理解が必要です。
ぜひこの機会に岐阜県でリノベーションのご利用を考えている方は、突板や挽板の使用で、木の温もりや自然素材の美しさを表現した空間の変化を楽しみませんか。
マルホデザインでは、リノベーションやインスペクションに関するご相談などを承っております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
Posted by maruho