アパートのホームインスペクション 調査範囲や費用をご紹介!
こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。
前回のコラムでは、アパートのホームインスペクションについてご説明させていただきました。
>>>アパートホームインスペクションの必要性とは…?・今さら聞けない!住宅診断(ホームインスペクション)とは
・ホームインスペクションの診断項目を知ろう!
・ホームインスペクションの費用はどのくらい…?
前回のコラムで、アパートでホームインスペクションを利用すると入居後のトラブルを防ぐことや購入後の余分なメンテナンス費用を抑えるために必要性が高いことが分かりました。
前回のコラムの内容だけですと、実際にアパート経営者様がホームインスペクションを利用したいと思ったとき、どのくらいの費用負担がかかり、どこまで調査してくれるのか分からないかと思います。
そのため、今回はアパートのホームインスペクションの調査範囲や費用についてご説明をさせていただきます。
調査範囲
アパートのホームインスペクション調査箇所は大きくわけて5項目に分けられます。
①屋外
外壁、屋根、軒裏、バルコニーなど
入居希望者が第一印象につながる重要な外観の調査
②室内
壁・柱・梁(室内に面する部分)、床、階段、建具など
入居後のクレームに最もつながりやすい箇所の調査
③床下
土台、基礎、地盤、束など
入居後あまり見ない部分の構造や水漏れの有無を調査
④屋根裏
木部のひび割れ・欠損、換気ダクト、カビなど
雨漏り、断熱材の有無など住み心地に関わる部分の調査
⑤設備
キッチン、浴室、トイレ、給湯器など
入居中の利用頻度が高く、入居者が気にする設備の調査
費用
アパートホームインスペクション費用は、基本料金(相場約5万円〜)の他に、1部屋あたりの屋根裏や床下調査のオプション料が上乗せになる形となります。
アパートの規模によって値段は大きく変わりますが、2階建て4室建物面積100㎡の場合、全室・屋外・共用部分(階段、廊下)の調査を依頼した際には、オプション含めて約15万円ほどの費用負担となります。
そのため、アパートのホームインスペクションは全室利用することになると多くの費用負担が必要となります。
アパートの規模によって部屋数や建物面積は違うため、費用を少しでも抑えたい方は全室の診断ではなく、いくつか部屋を絞って依頼することをオススメします。
まずはホームインスペクション会社にご相談してみると良いでしょう。
マルホデザインでは、リノベーションやインスペクションに関するご相談などを
承っております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
Posted by maruho