リノベーション市場の現状や今後はどうなる?
こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。
前回のコラムでは、近年リノベーションが注目されている理由についてお話させていただきました。
>>>リノベーションが注目を浴びている理由とは…?
・今さら聞けない!住宅診断(ホームインスペクション)とは
・よく耳にするリノベーションって何のこと?
・既存住宅の在り方とは・・・?
リノベーションとは、住まい手のより快適な住空間を目指し、空間設計を見直すことを意味します。
自由に好みの内装にしたり、暮らしに合わせてつくり替えることができるため、今後需要が高まることが期待できます。
今回はそんなリノベーション業界の現状や今後についてお話させていただきます。
リノベーション業界の現状
リノベーション業界は近年急成長を進めている業界です。
急成長を遂げている理由は、昔から住んでいる住宅や空き家を住みやすいようにリノベーションしている人が増えているためです。
建築資材の高騰やウッドショックの影響などで中古住宅に注目が集まり、費用が新築購入よりも安く済むリノベーションが注目されています。
今までは家を買うなら新築という認識が強かったですが、近年はその認識も薄れていき、若い世代でも中古住宅を購入する人が増えています。
このような家族構成の変化の影響により、それぞれの家族像に合わせて暮らしを自由に変えられるリノベーションが注目を浴びることになりました。
またリノベーションは、住宅がさらに住みやすくなるような機能や使いやすさを付加することで、不動産の資産価値を上げることができます。
不動産所有者は、リノベーション工事によって資産価値を高めることができるため、リノベーションを検討する人が増えています。
リノベーション業界の今後
前述したように、急成長を進めて需要が上がっているリノベーション業界の現状より、今後も業界の成長が見込めます。
日本は少子高齢化による人口減少と空き家問題が課題となっている中、空き家を減らすための取り組みとして国が中古住宅市場の活性化をバックアップしています。
中古住宅の内装を変えて価値を上げられるリノベーションは、空き家問題解決につながるため今後の需要増加に影響を及ぼすと考えられます。
さらに、日本のリノベーション技術は高いことが魅力です。
海外でも注目されており、日本のリノベーション技術を武器に、リノベーション事業で海外進出を図る企業も多いです。
そのため、海外進出する企業が増えると今後さらに業界の競争が激しくなり、サービスの品質が向上して業界の成長につながることが予想されます。
マルホデザインでは、リノベーションやインスペクションに関するご相談などを承っております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
Posted by maruho