【浜松市 秋野不矩美術館】藤森照信建築を訪ねて

こんにちは、モトダです。
イチョウの葉がだいぶ落ちていてやっとそれっぽい季節になってきたなと実感しています。

さて、前回は【pinco picon】豊橋のアンティークカフェという
コンセプトカフェのお話をしましたが、今回は建築旅のお話です。

場所は静岡県浜松市の秋野不矩美術館。
外観がこちら。
浜松市秋野不矩美術館

秋野不矩(あきのふく)さんの作品を展示している美術館で、建築家は藤森照信さんになります。

最近、藤森さんで有名な建物といえばラコリーナ近江八幡でしょうか。
こちらの美術館もラコリーナ同様、藤森さん独特のやわらかい雰囲気漂う建物です。
浜松市秋野不矩美術館の廊下

浜松市秋野不矩美術館の吹抜けと柱

私がまだ学生の頃、ゼミの先生に連れて行ってもらった思い出の美術館なのですが、
十何年ぶりに訪れましたが、当時見た姿と全然変わっていなくてびっくりしました。

漆喰には藁が練り込まれていたり、開口部は枠を設けず、アールを付けて漆喰で納められていたり。
藤森さんだ!と言わんばかりのデザインです。
浜松市秋野不矩美術館の小窓

浜松市秋野不矩美術館の空気孔?
 
 
天井から入ってくる光がエントランスを明るくしています。
浜松市秋野不矩美術館の吹抜け天井

階段もアールで仕上げてありました。
浜松市秋野不矩美術館の階段

2階の壁面はコンクリート仕上げ。
1階の漆喰塗りと対象的で、同じ建物にいるとは思えない感覚を味わえます。

そして藤森さんといえば天空シリーズ。
こちらの美術館にももちろんあります。
どん。
浜松市秋野不矩美術館の小屋

浜松の木材をベースに鉄板で仕上げてあるそうです。
不思議感漂う造形物ですよね〜。

最近はまたお出かけしにくい雰囲気になってきたので、早くがっつり遠出がしたいものです。
以上、モトダでした!

▽今回訪れたのはこちら

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