岐阜のマチュピチュその3!?中津川の山城・苗木城
最近の朝は冬だな〜と実感するくらい寒いですね!
豪雪は嫌ですが、やはり年に1回くらいは雪が降ってほしいと思うモトダです。
今回のまち歩きは、最近よくメディアで取り上げられている苗木城。
次の大河ドラマ「麒麟がくる」で取り上げられるであろう、岐阜県南東部の中津川市にあります。
写真は中津川市観光情報サイトからお借りしました。
まずは駐車場情報。
現在は臨時スペースも設けられていて、わりと駐車しやすくなっていると思います。
確実にすぐに駐車をするのであれば、資料館の開館に合わせて朝イチに行くか、
車の減る夕方頃に行くのがおすすめです。
というわけで、さっそく苗木城のお話に入りましょう。
苗木城は国指定史跡に指定されている山城で、別名は霧ヶ城、赤壁城と言います。
この苗木城、岩村城を本拠地としていた遠山家が
鎌倉時代に木曽川北部を支配下に収めるために築城したのが始まりとのこと。
そんな遠山家、本拠地である岩村城を武田信玄の家臣から攻撃されてしまいます。
その際に救援を求めたのがかの有名な織田信長。
そして信長の命で岩村城に入り、遠山氏と共に戦ったのが明智光秀だそうです。
このあたりも大河ドラマで描かれるんでしょうか。
そんな岩村城についてはこちらでぶらりとしてます。
→岐阜のマチュピチュ !?岩村城とおんな城主
そんなこんなで、苗木城は戦乱の中、武田家や織田家に翻弄されて
一度遠山家の手から離れてしまいます。
徳川の世になり、徳川家からの命を受けた遠山家は苗木領の領主へと戻ったそうです。
現在は天守跡に展望台が建てられているんですが、それはもう眺めが良かったです。
遮蔽物が一切なく、遠くまで見渡せます。
そしてこの展望台、立っている場所がすごいんです。
正直、大丈夫だろうか…と思ってしまいます。
当時の石垣もしっかり残っています。
年代によって違う組み方をしている石垣たちはマニアの方にはたまらないらしいです。
そしてこの風景、岐阜のマチュピチュと言われているのですが…
岐阜にマチュピチュ多くないかなあ!?
1つめのマチュピチュはこちら
→岐阜のマチュピチュ !?岩村城とおんな城主
2つ目のマチュピチュはこちら
→岐阜のマチュピチュその2!?揖斐郡池田町の天空の茶畑
大河ドラマの麒麟がくるでにわかに活気づいている岐阜。
明智光秀、謎多き人物なのでどんな物語になるか楽しみです。
ちなみに福井にある一乗谷朝倉遺跡では一時期、明智光秀が福井に居たという一次資料が残っていたという講演会があったそう。
一乗谷に居たかは分かりませんが、光秀の書状や僧侶の修行記に書かれた内容から、ほぼ間違いないそうです。
一乗谷、以前訪れて記事に書いていたのでご紹介。
→越前朝倉氏の遺跡に行ってきました
小さな観光地にも歴史がしっかりあると思うとなんだか感慨深いものがありますね!
Posted by モトダ