滋賀県米原市の水の町 醒井宿

岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所 マルホデザインのモトダです。

関東の台風、結構な被害なようですね…。
まだ被災されてる方も大勢いるようで、ここ数年の天災の凄まじさに恐れおののいています。
さて、今回のまち歩きは中山道61番めの宿、醒井宿(さめがいじゅく)です。

場所は滋賀県米原市。
醒井の地名の由来ともなった「居醒の清水」を源流とした地蔵川の流れに沿って
今も風情ある町なみが続いている宿場町。
流れている水が本当に綺麗です。

こんな水の使い方が生活の中で出来るなんて贅沢ですよね。
緑色のもにゃもにゃっとしたものは梅花藻と言って、水中にお花が咲くという珍しい植物。
白いぽつぽつしたものが蕾のようです。
このお花を見るために観光客がたくさんくるそうです。
 
町並みをぶらぶらしていると、私が大好きな年代の建物を発見。

醒ヶ井郵便局跡地。
現在は資料館になっています。

中に入ると施設のおじさんがクーラーをつけてくれました。
あまり人がこないので節電と言っていましたが果たして展示物は大丈夫なのか…!?

残念ながら内装写真はあまり撮れなかったのですが、外観にたがわず、
年期の入った木板の床と漆喰壁のディテールがいい具合に味が出ていて最高でした◎

醒ヶ井宿は水に囲まれた場所なので、やはり川や水路が増水して建物が浸かることがあるのだとか。
災害とどう付き合っていくかも考えないといけないですね。

以上、モトダでした!

Posted by

RELATED POST