マンションのホームインスペクションはどうなる?

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。

前回のコラムでは既存住宅の在り方についてお話しさせていただきました。
>>既存住宅の在り方とは…?

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今までご紹介してきたコラムでは、中古住宅に焦点を当てたものが多かったですが、
今回は、マンションに焦点を当てた住宅診断(ホームインスペクション)について、ご紹介させていただきます。

以前お話させていただいたように、不動産業者から買主様・売主様に対して
戸建住宅と共同住宅に対してホームインスペクション(建物状況調査)の説明・斡旋(あっせん)が義務化されました。

国土交通省が定める「既存住宅状況調査方法基準」に基づき検査がされていますが、
これはマンションも対象となっているのです。

特に都市部では新築マンションが高額のため予算的にも難しいですが、
中古マンションだと割安であることが人気のひとつとなっています。

マンションのホームインスペクション(住宅診断)

そもそもマンションは、戸建住宅と違い基本的に管理会社や管理組合が存在します。

そのため、所有者は修繕積立金を払い、定期的に点検やメンテナンスを行っているので、
管理状況は良い場合が多いのがマンションの特徴です。

しかし、物件によっては内見された際に気になる劣化を見つけてしまったりする可能性もありますよね。
その場合、ホームインスペクション(住宅診断)をしておくことで、不安を拭うことができるのではないでしょうか。

マンションを検査する場合、マンションの共有部分と専有部分(対象住戸)に劣化がないか調査をします。

◆専有部内の床・天井・給排水管・バルコニー・共用廊下等
◆エントランス等の共用部分内
◆屋上の防水層
◆建物の外壁・基礎・躯体部分

また、専有部分に関しては、室内の状態や雨漏りの跡がないかなどの確認をします。

マンションの検査は共用部分が主な検査になるため
外壁面・エントランスから廊下などところどころを移動しながら写真を撮ったりします。
そのため、必ず事前に管理会社・管理組合へ承諾をとって、当日トラブルがないようにしましょう。

中古マンションのいいところ

中古マンションは新築のマンションに比べて価格が安いということの他にも
リフォームやリノベーションがしやすいという点があります。
新築マンションより安く購入できる分、リフォームやリノベーションにお金をかけることができます。

そのため、自分のライフスタイルに合った住空間を作ることができ、
好きなようにカスタマイズすることがでるのが、中古マンションの魅力の一つでもあります。

一方で、マンションは住民で大規模修繕費用等を積み立てていくため
修繕積立金が高かったりと金銭面で少々デメリットもありますが、自分の思い通りのリノベーションができたり
住みたいエリアに安くマンションを購入できたりとメリットもたくさんあります。

また、築年数が古いマンションの場合だと、ホームインスペクション(住宅診断)を行い
かし保険に加入することができれば、住宅ローン減税等の税制優遇にも利用できます。

リノベーションを活用して、中古マンションでの暮らしを選択肢の一つにしませんか。
マルホデザインでは、「ホームインスペクション(住宅診断)×リノベーション」で
ご家族のライフスタイルに合わせた空間を形にします。
住まい、暮らしのご提案、ぜひマルホデザインにお任せください。

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