ホームインスペクション(住宅診断)の当日の流れって…?

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。

前回のコラムではホームインスペクション(住宅診断)を行うべきタイミングについてお話しさせていただきました。
>>ホームインスペクション(住宅診断)を行う3つのタイミング
■関連記事
今さら聞けない!住宅診断(ホームインスペクション)とは
意外と知らない?海外のホームインスペクション(住宅診断)事情!

タイミングはわかったけど、ホームインスペクション(住宅診断)当日の流れがイメージつかないな…と思われた方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

今回はホームインスペクション(住宅診断)当日の流れについて
お話しさせていただきたいと思います。

ホームインスペクション(建物状況調査)は、国土交通省が定めた基準で検査を行います。
木造戸建て住宅の場合、約50項目を検査します。

ホームインスペクション(住宅診断)当日の流れとして、

ご挨拶

ホームインスペクション(住宅診断)の流れと調査方法をご説明

依頼主および居住者が気にしていることをヒアリング

道具の準備

調査実施

調査の報告

報告書作成

となります。

ホームインスペクション(住宅診断)の当日の流れ

当日はまず担当するホームインスペクターから、調査の進め方について簡単に説明があります。
しかし、説明通り進まないこともしばしばあります。

立ち会っている不動産業者や売主からの要望等によっては、それに配慮して調査の順序を変えるといったことがあります。
また、売主が居住中である中古住宅では、
売主やご家族の都合で先に調査を終えてほしいなんていう部屋があることもありますので、頭に入れておきましょう。

検査方法は、目視から始まり、専門器具を使用して詳細に行います。
ちなみに、調査は一般的に建物の外壁から調査を始めることが多く、

外壁の調査

バルコニーの調査

室内の調査

小屋裏・点検口からの調査

床下・点検口からの調査

といった順になります。

① 外観の調査

外観を目視で確認し、外壁に生じるクラック(ひび割れ)の長さや幅を入念にチェックし、
雨漏りの原因となりうる深刻なクラックがないか確認します。

② 住居内検査

ここでも目視の基本動作は変わりませんが
室内においては特に小屋裏点検口と床下点検口から入念にチェックします。

③ 床などのその他

床のレベル、壁や柱の傾斜を専用器具を使って検査します。
キッチン、トイレ、洗面、浴室は、全て水を流して確認します。

■関連記事
【写真付き】岐阜市インスペクション
【写真付き】中村区インスペクション 床下診断って一番緊張します!!
【写真付き】岐阜市インスペクション 屋根メンテナンスについて

購入後外構(塀やフェンスなど)が問題になって売主とトラブルになることが多いため
外構も調査するサービスもお受けしています。

インスペクション調査結果の説明

調査を終えたら、調査結果の説明をさせていただきます。
お客様によっては、調査と同時進行でいろいろな説明をさせていただくこともあります。
可能であれば、ある程度はホームインスペクターと一緒に見て回ると、安心かと思います。

ホームインスペクション(住宅診断)が完了した数日後に詳細な調査報告書をお渡しします。
報告書の内容にわからないことがあれば、しっかりと確認することが大切です。
大事なことなので、遠慮せずに積極的に質問していただいて大丈夫です。

マルホデザインでは、リノベーションやインスペクションに関するご相談などを承っております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
>>>お問い合わせフォーム

Posted by

RELATED POST