リノベーションが注目を浴びている理由とは…?

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに 地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。

前回のコラムでは、リノベーション前のメリットとデメリットついてお話しさせていただきました。

>>>リノベーションのメリット・デメリットを知ろう!
今さら聞けない!住宅診断(ホームインスペクション)とは
よく耳にするリノベーションって何のこと?
リノベーション×ホームインスペクションで快適な新生活のスタートへ!

リノベーションの実施は、自分のライフスタイルに合った空間づくりを実現できることや建物の資産価値が上がるなど様々なメリットがあります。

自分らしい住まいをつくりたいという人々のニーズにより、リノベーションは注目されるようになっています。

そのため、今回はリノベーションが注目されるようになった背景についてお話しさせていただきます。

背景①

リノベーションが注目されてきた背景には、家族構成が従来と今で変わったことが関わってきます。

従来は祖父母・子・孫の三世帯が同居して暮らしている拡大家族が多くの割合を示していました。

今の日本は拡大家族の割合が減り、核家族の割合が増えて様々な間取りの住宅が求められるようになってきました。

このような家族構成の変化の影響により、それぞれの家族像に合わせて暮らしを自由に変えられるリノベーションが注目を浴びることになりました。

少子高齢化の影響で家が余っていることも背景の一つです。日本の人口が減少していく中で、郊外の空き家が増えています。

この影響を受け、国は積極的に中古住宅市場の活性化を進めており、中古住宅が市場に出回るようになりました。

補助金などにより中古住宅のリフォーム・リノベーションを支援したり、リノベーションの会社の認知度を向上させるなど国のバックアップも進んでいます。

背景②

日本で給料の所得が増えていない状況が続いている事も関係しています。

長期的な経済の停滞が続いている中、不動産の価格は右肩上がりで増え続けています。

所得が増えない中で不動産の価格が上がると当然住宅を購入するハードルが高くなります。そのため、新築よりもコストを抑えられ、スペックが高い住まいを実現できる中古住宅のリノベーションを考える人が増えました。

今は特にコロナウイルス感染拡大の影響でリモートワークが普及しており、働きやすいように既存住宅のリノベーションを検討している方が増加しています。したがって、今後もさらに注目をあびていくことが考えられます。

このように大きな時代の変化や日本経済の変化が、リノベーションが注目される背景となっています。

マルホデザインでは、リノベーションやインスペクションに関するご相談などを承っております。

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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