2022.07.15 | 住宅診断（インスペクション）

ホームインスペクションの費用内訳はどうなっているの？

こんにちは。
岐阜市鏡島より「暮らしを育む」をテーマに地域の活性化に取り組む
住宅診断・リノベーション専門一級建築士事務所のマルホデザインです。

前回のコラムではホームインスペクションの費用相場についてお話させていただきました。

ホームインスペクションとは、住宅診断のことです。住宅診断士（ホームインスペクター）が調査項目に基づいて住宅の欠陥や劣化をチェックします。

費用相場は一戸建て住宅の場合5万円〜7万円、マンションの場合は4万円〜6万円とされています。

あくまでも相場ですので、診断する建物の規模や使用する調査機材、人件費など内訳によって費用は大きく変わってきます。

それでは、ホームインスペクションの費用内訳は一体どのようなものになっているのでしょうか。

今回はそのような疑問についてお答えします。

ホームインスペクションの費用内訳①

・ホームインスペクターの人件費
ホームインスペクションの費用の中で、最も大きい割合を占めるのがホームインスペクターの人件費です。

しかし、人件費を抑えようとすると、ホームインスペクターの経験や実績は低くなるため無理に抑えようとすることはかえって依頼者の不安感を募らせてしまいます。

・調査機材
ホームインスペクションを行う際、例えば部屋の傾き具合を調査する機材など調査機材が必要となります。

機材1つ1つの料金はそれほど高価なものではありませんが、オプションで調査を追加すると高額な費用がかかることもあります。

但し、目視による調査がメインの場合はほとんど費用が発生しない場合もあります。

・事務コスト
ホームインスペクションの報告書作成、事務スタッフのコストなどが該当します。
報告書作成には紙代やインク代、作成を行う人の人件費などの費用が発生します。

・広告費用
広告は集客や営業活動にかかる費用のことを指します。
ホームページ作成や運営の費用など、広告した際の費用はホームインスペクションの代金に上乗せされます。

・会社の利益
ホームインスペクションを行う会社の利益です。売上から費用を差し引いた額が会社の利益となります。

今回挙げた費用以外にも、交通費や通信費などがあります。このように、ホームインスペクションは様々な費用が積み重なっていることがわかりました。

費用が高い会社はこれらの内訳を高く見積もっていると言えます。反対に低い会社は内訳の費用を削っており、それがホームインスペクターの人件費だと調査の技術力に関わることになるため注意が必要です。

マルホデザインでは、リノベーションやインスペクションに関するご相談などを
承っております。

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

Posted by maruho