【多灯分散のススメ】暮らしの中の明かり
こんにちは。
ここ最近、通勤時間にいろんな方のラジオを聞くことにハマっています、ちんどうです。
スポティファイなどのポッドキャストで過去放送や他地域の放送が聞けることを知り、
通勤時間のちょっとした楽しみになりました。
さて、今回は明かりのお話です。
生活の中で必ず必要な明かり。
明るければいい、ということでもなく、暮らしの中で照明計画はかなり重要になってきます。
照明を計画する上で知っておいてほしい、
またすぐに実践できる、多灯分散についてご紹介します。
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多灯分散って!?
一室多灯照明方式といい、一室に対して一つの照明ではなく、
一室に複数の照明を配置して、かつワット数も減らした照明のこと。
今までの住宅は部屋の真ん中にシーリングライトをつける、というのが主流でしたが、
全体的に明るくなりすぎ、必要な場所だけつける、というのができないのが難点です。
多灯分散のメリット
各場所に必要な照明を配置し、明かりをコントロールすることで、
部屋の中にあるモノの情報もコントロールすることができます。
一灯で明るく照らしすぎてしまうと、部屋の中にあるモノの情報が見えすぎてしまい、
情報量も多く、全体的にごちゃっとした印象に。
照明を分散して見せたいところだけ照らすように配置すれば、
視界に入ってくる情報量がコントロールされ、すっきりとした印象になります。
また、照度を落とした照明を配置することで、
適度な明るさになり、落ち着くという効果も。
多灯分散におすすめの場所や照明器具
マルホデザインの施工事例と共にご紹介します。
その1 ダイニングテーブルの上
ダイニングテーブルの上におしゃれな照明をつけるのは
もはや定番になりつつありますね。
ダイニングテーブルの上はお料理を照らすのがメイン。
テーブルから約60cm〜70cmが基本とされています。
ただ、目に近くなるので照度を落としたものを選ぶか、
目に近くならない範囲で低めに設定すると◎
お部屋の雰囲気に合わせてアイアンのペンダントライトを。
こちらはガラスのペンダントライト。
その2 壁付・持ち出し照明
柔らかな光を放ってくれる壁付・持ち出し照明は
洗面台の鏡の上や廊下部分に配置するのがおすすめです。
裸電球を直付けで。
真鍮の持ち出し照明を裸電球と。照度を落として優しい光に。
その3 スポットライト
スポットライトは自由に角度が変えられるので壁面やテーブルの上を照らしたり、
雑貨や絵を照らしたりとシーンに合わせた使い方ができます。
ライティングレールと合わせて使用すれば位置の変更も自由に。
この他にも、スタンドライトやフロアライト、間接照明、
はたまた電池式の持ち運びができるアイテムなんかも。
多灯分散を叶えてくれる照明はたくさんあります。
特に手軽なのはフロアライトやクリップ付きのライトで床面や壁面を
柔らかく照らしてあげること。いくつか点在させるといい感じになります。
また間接照明のような効果も得られ、おすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
照明一つによってお部屋の雰囲気も変われば、居心地も変わってくる、
かなり重要なアイテムです。
けれど、それでいて手軽に雰囲気を変えたり、
照明器具のアイテムを変えてみたり、自由に楽しめるのもいいですよね。
コンセントタイプや電池式であれば、手軽にできるので
ホッと落ち着く部屋づくりに、試してみてくださいね。
Posted by ちんどう